《眠りのコツ》賢い眠りを手に入れるためのヒント

上手に睡眠をとれないことで、毎日重い疲労感に襲われている人がたくさんいます。睡眠は複雑な現象で、科学的に解明されてないことも多いため、これさえすればすべて解決という特効薬はありません。睡眠の習慣も、必要な睡眠時間も人によってさまざまです。

でも、睡眠のコツさえ理解してしまえば、自分で眠りをコントロールできるようになってきます。まずは、自分の睡眠を振り返ってみましょう。

１　自分に必要な睡眠時間を把握する。

自分に必要な睡眠時間を把握するためには、まず抱えている睡眠不足を一度解消する必要があります。そのために、毎日の睡眠時間を１時間ずつ延ばしてみてください。さらに昼寝もできると効果的です。睡眠不足は際限なく溜まっていくものではありませんので、１〜２週間程度の睡眠時間延長で、睡眠負債はだいぶ減るはずです。その時に自然と寝ている時間が、おおよその必要な睡眠時間です。

２　自分が抱える睡眠の問題点を直視する。

睡眠不足の原因が、病院での治療が必要なものである可能性もあります。寝付きが悪い日がずっと続くような場合は、ただの寝不足と軽く考えることなく、専門医の診察を受けるようにしましょう。治療を受けることで、劇的に改善するかもしれません。

３　賢い眠りのライフスタイルを手に入れる。

賢い眠りを手に入れるためには、ライフスタイルを変えなければいけません。まず、コーヒーなどのカフェイン入りの飲み物を減らし、できれば飲まないで生活してみます。夕食・入浴は、早めに済ませます。毎晩見ているテレビやインターネットの時間も減らしましょう。そして、部屋の照明の明るさを抑え、ゆっくりと床に就く身体の準備をしていきます。

健康的な生活をイメージ通りに送ることができれば、健康的な睡眠を手に入れることができます。実際にやってみれば、それほど難しくないことばかりです。

さまざまな理由で就寝時間や起床時間がズレたり、夜中に起きてしまって眠れないということもあると思います。そのような時は、上手に昼寝や次の日の睡眠時間で補って、睡眠負債を増やさないように管理しましょう。

自分の睡眠時間が足りないことを自覚し、足りない分を後で補うように心がければ、きっと今よりもさらに素晴らしい生活を送れると思いますよ！